茗荷谷の猫

著者 :
  • 平凡社 (2008年9月6日発売)
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本棚登録 : 428
感想 : 114
5

短編はなかなか感情移入しにくくて苦手だから遠ざけていた。
この本は、開いて1ページ目からぐっと引き込まれた。
どの話もひどく心をつかまれた。
木内さんの作品を読むのは5回目だけど、外れがないなー

御一新の少しあとから、高度経済成長期まで、少しずつ重なりながら連なっている短編集。
哀れなのや、恐ろしいのや、おかしいのや、あたたかいのや、悲しいのや、愛しいのがたくさん詰まっている。

図書館で借りたのだけど、これは買って手元に置いておきたい。
木内さんの作品は装丁がいいのも特徴のひとつです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説(日本)時代もの
感想投稿日 : 2013年6月4日
読了日 : -
本棚登録日 : 2013年5月23日

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