短編はなかなか感情移入しにくくて苦手だから遠ざけていた。
この本は、開いて1ページ目からぐっと引き込まれた。
どの話もひどく心をつかまれた。
木内さんの作品を読むのは5回目だけど、外れがないなー
御一新の少しあとから、高度経済成長期まで、少しずつ重なりながら連なっている短編集。
哀れなのや、恐ろしいのや、おかしいのや、あたたかいのや、悲しいのや、愛しいのがたくさん詰まっている。
図書館で借りたのだけど、これは買って手元に置いておきたい。
木内さんの作品は装丁がいいのも特徴のひとつです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説(日本)時代もの
- 感想投稿日 : 2013年6月4日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2013年5月23日
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