四人家族の横山家を中心に、少年と家族の心の成長を瑞々しい筆致で描く家族小説。
子供の成長は早い。本編の太二少年も、自らを「都営地下鉄三田線」と名乗っていた幼少期から、あっという間に高校受験。多くの人々との出会いを重ねて一人の人間を形成していく。この小説のいいところは、少年だけでなく家族の成長もリアルに表現されていること。たくさんの人に読み継いでほしい作品である。
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- 感想投稿日 : 2018年7月2日
- 読了日 : 2018年6月27日
- 本棚登録日 : 2018年6月27日
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