文章の書き方は異邦人にも通ずるが中々馴染めず非常に読みづらかった。(特に第二部、意識された死・・)カミュによって書かれ夫人の所有物。刊行も作者自身ではなく周囲が行ったもの。前書きにある通り、一つ一つの刊行を軽々しく行わなかったカミュにとってこれは望むかたちなのか、注釈にページ大部分割かなきゃ読み解けないような本でよいのかなど、カミュという人物の探求の為ならとても参考になる本なんだろうけど作品単体としては好きになれなかった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
フランス
- 感想投稿日 : 2021年5月14日
- 読了日 : 2011年8月1日
- 本棚登録日 : 2021年5月14日
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