読書録「ホテルアジアの眠れない夜」3
著者 蔵前仁一
出版 講談社
p41より引用
“要するに自分の中にあるものが旅によって引き出されてくるだ
けなのだから、どんなに長く多く旅しても、何もない人からは何
も出てこないのだ。”
世界各地を旅し、個人旅行者向けの情報誌を発行する著者によ
る、アジアを旅して周った体験を元に記した一冊。
一泊六十円の宿から大槻ケンヂ氏との対談まで、自筆のイラス
トや旅先の風景・品物の写真とともに書かれています。
上記の引用は、長期旅行者について書かれた章での一文。
旅行をすることがなくても、自分の中からにじみ出る雰囲気が良
くなるように、今の時間を過ごさなければなと思いました。
しかしまぁ、本当に色々な人がいるものだなと思います。
私は若い時にそれほど旅行に興味が無かったので、バックパッカ
ーになる機会もありませんでした。次にゆっくりと旅行が出来る
のは、きっと年を取り切ってからでしょう。だからその時旅を楽
しめるように、今はしっかりと毎日仕事をしなければなと思いま
す。
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読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
か行
- 感想投稿日 : 2013年8月11日
- 読了日 : 2013年8月11日
- 本棚登録日 : 2013年8月11日
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