「そして世界に不確定性がもたらされた」
著者 デイヴィッド・リンドリー
訳者 阪本芳久
出版 早川書房
p248より引用
“科学的心理の力は強大であっても、万能ではない。”
量子力学とその重大理論・不確定性原理が生まれるまでと、
生まれてからの歴史に関する一冊。
科学者達の奮闘と苦悩、
人間関係が歴史の流れと共に書かれています。
上記の引用は、
不確定性原理から導かれる結論の一つだとおもいます。
観測することによって、
対象が影響を受けるという事を初めて聞いた時は、
目から鱗が落ちる思いでした。
科学というものは、
もっとはっきりとした物であると思っていた為ですが、
何事にも限界はあるみたいだなぁと思いました。
一度読んだだけでは、
正直人物名を覚えきることも出来ませんでした。
じっくりと時間を掛けて読める方に。
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読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2010年2月5日
- 読了日 : 2010年2月5日
- 本棚登録日 : 2010年2月5日
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