ユダの覚醒(上) (シグマフォースシリーズ)

  • 竹書房 (2012年10月25日発売)
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読書録「ユダの覚醒(上)」3

著者 ジェームズ・ロリンズ
訳 桑田健
出版 竹書房文庫

p137より引用
“ テキサス生まれの母は、父と同じ油田労
働者の家庭で育った。銃規制法案には賛成だ
と常日頃から主張しているものの、いざとい
う時には銃の仕様をためらわない。”

目次から抜粋引用
“黒い聖母マリア
 待ち伏せ
 遺失物
 疫病
 第一号患者”

 機密部隊・シグマフォースの活躍を描いた、
長編アクション小説。シリーズ第三弾上巻。
 東方への長い旅の帰り、マルコ・ポーロと
その父・叔父一行は、東南アジアのスマトラ
島に立ち寄っていた。彼らの目の前では、旅
を共にした仲間たちが炎に包まれている…。

 上記の引用は、主人公・グレイの父母につ
いての一節。
普段から身近にあれば、私たちの身の回りの
道具とそれほど変わらない感覚で、銃も使え
るようになるのかもしれませんね。毎年のよ
うに銃乱射事件が起こっているのに、規制が
進まないのは、人は銃を向けてくるのが当然
だと思っている人ばかりだからでしょうか?
 歴史と科学を上手く混ぜたミステリーが、
先を読む楽しみを加速させます。けれど、上
巻だけで400ページ超というのは、少々長く
感じる人もいるのではないでしょうか。その
分丁寧にかかれているので、場面場面を思い
浮かべやすくはあります。

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読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: さ行
感想投稿日 : 2017年7月9日
読了日 : 2017年7月9日
本棚登録日 : 2017年7月9日

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