科学史・科学哲学入門とタイトルにはあるが、科学と宗教、
あるいは科学と信仰の関係を主に考察の対象にしている。
もちろんここで言う「科学」とは西欧の科学なので、その
科学史・科学哲学史は宗教、すなわちキリスト教を抜きには
考えることは出来ないのは自明である。そのため単純に科学
の歴史や哲学を考えるためだけでも押さえておかなければ
ならないポイントが多数含まれている。もともと1977年に
刊行された本なので、あちらこちらに古さを感じたりもする
のだが、現在でも読む価値のある書であることは間違いない
と思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
人文
- 感想投稿日 : 2021年10月25日
- 読了日 : 2021年10月25日
- 本棚登録日 : 2021年10月25日
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