図画や彫像に限らず、宗教に関するデザイン全般について網羅的に書いた本。宗教の側のデザインのみならず、宗教が世界や社会をどのようにデザインしたか、しようと試みたかについても挙げられている。読んでいて楽しい本ではあるが、全体として体系的に書かれているわけではないので、心して取りかからないと読み終わった時に何も心に残らないということになりがち(私もそうだった(苦笑))。多少独断的とも思える箇所もあるが、それは著者のデザインの内、ということだろう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
人文
- 感想投稿日 : 2023年12月1日
- 読了日 : 2023年12月1日
- 本棚登録日 : 2023年12月1日
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