凧屋旅館の若女将、丹下円。
旅館にある海老澤文庫から選ぶ古書は、彼女が宿泊客と同じ匂いがすると感じる本。そしてその本は、今求めているものがなにかを教えてくれる。5冊の本に導きだされた答えが、新しい一歩を踏み出すために必要なものであり、それぞれのこれからがよい方向に向かうことを願った。5冊めでは、海老澤文庫がどういうわけで凧屋旅館にできたのかなどがわかる。読み終えて、はじめの「序」をもう一度読むと感慨深かった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年2月12日
- 読了日 : 2024年2月12日
- 本棚登録日 : 2023年12月16日
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