集英社スーパーファンタジー文庫で出版されていた『イズミ幻戦記』1〜6+外伝の続編にあたる作品。
主人公は少年二人(といっていいかな)のはずなんですが、6巻で一人行方不明になり、もう一人は魂が抜けちゃって心ここにあらず状態なので、新参キャラが続々出てきて訳わからん内容になっております。
しかもだんだんヤクザの抗争か!?ってなもんで「近未来SFファンタジー?」なのに「仁義なき戦い」とか「本気!」とかそんな感じでキャラがべらんめい口調になってます。年齢設定は若いのにオヤジか!?と思うようなしゃべりで想像しにくいのが難儀ですが。
でも何だろね。この方の文章は勢いがあるので読みやすいし(理解できるとは違う)キャラがしっかり自己主張するほど個性的なので面白いと思います。
SF好き(メカ好き)な人はお手軽に読めるのでは。
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カテゴリ:
ライトノベル
- 感想投稿日 : 2004年10月30日
- 本棚登録日 : 2004年10月30日
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