『君の膵臓をたべたい』の作者である住野よるさんの第2作。
学校では友達のいないひとりぼっちの少女が学校外での友達である猫、アバズレと呼ばれるお姉さん、リストカットを繰り返す女子高生、のんびり暮らすおばあさんとの出会いを通じて成長していく物語。
各所に伏線が散りばめられており、伏線が回収されたときには「ああ…」と思わず声を漏らしたくなる秀逸な作品。
「幸せ」とは何かについて考える主人公が「幸せ」を見つけていく物語となっている。
日常をつまらないと感じている人や人生に希望が見つからない人が読むと感銘を受ける作品と言える。
非常におすすめです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
孤独から学ぶこと
- 感想投稿日 : 2018年7月27日
- 読了日 : 2018年7月7日
- 本棚登録日 : 2018年7月27日
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