エトロフ発緊急電 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1994年1月28日発売)
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本棚登録 : 834
感想 : 107
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日米開戦まで時間の問題という時、日系アメリカ人・サイトウは米国海軍情報部のスパイとして日本に潜入。
彼が目にしたものはエトロフ島に集結した日本海軍の大艦隊だった。

宿の女主人・ゆきが死んだサイトウの子供を身ごもっていた、という話はありがちだが面白かった。
前作ベルリン~のキャラクターのその後にも触れられていて良い。
本作の中でいちばん頑張ったのは磯田だと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 戦争
感想投稿日 : 2014年1月13日
読了日 : 2013年2月27日
本棚登録日 : 2014年1月13日

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