神話の力 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

  • 早川書房 (2010年6月24日発売)
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聞き手であるジャーナリストのビル・モイヤーズと、語り手である神話学の権威であるジョーゼフ・キャンベルとの対話を通して、神話に対する疑問や現代社会における神話の存在意義や影響等について考察した、両者の深い知識量による示唆に富んだ一冊。

神話は詩であり、隠喩である。
そして神話とは究極の心理の一歩手前の心理である。
人生のマイナス面やマイナス時期だと思われるものや時の中にプラスの価値を認めることを神話から学ぶのだと。

しかし双方の知識量の豊富さに圧倒されて、まだ断片しか咀嚼できてないと思うので、また読み返さないといけななと。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年6月7日
読了日 : 2020年6月7日
本棚登録日 : 2020年3月27日

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