司馬史観と太平洋戦争 (PHP新書 467)

著者 :
  • PHP研究所 (2007年6月16日発売)
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感想 : 10

未だ途中で、「大東亜戦争(この呼び方自体が少し感化されてるかも知れません、(笑))」に関する知識、観念も未熟です。なので、色々な書物を淡々と読んでます。そもそも、歴史を振り返って考えを纏めるって本当に難しいと思います。読んでる最中なので、著者の言いたい事が未だ掴めてませんが、文中、具体的に他の著書、著者の名前を挙げて評論してます。 歴史とは、所謂「視点によって様々な考え、解釈が存在する」と言う一般的な概念を踏まえ、様々な書物で、この戦争は「湾曲されて伝えられている」、「真相をもっと理解し、伝えるべき」、「そう簡単には纏められない」、「バランスが必要」等々を言及してます。 勉強になるのですが、やっぱり「評論」ですよね。より真実に近い内容を知るには、実際に戦地に送り込まれ、戦闘してきた方々の話を聞くことが一番心に伝わってくるのだろうなっと思います。 既に他界してしまった祖父の話をもっと聞きたかったです。あまり話したがらなかったそうですが。 彼は大和の甲板で何を見たんですかね・・・。  粛々と読み続けます。  

読書状況:いま読んでる 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2011年8月22日
本棚登録日 : 2011年8月21日

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