ガンジーの足跡を追い、ガンジーに今までしたことを問いかける。
ガンジーに対する知識なんて非暴力とインド人程度にしかなかったのですが、宗教問題によって起こる暴力をなんとか解決しようとしたり、歩く道に花や草で道を作ってもらえたかとおもいきや、糞尿をぶちまけられたりという良い側面ばかりを持っている人物ではなかったのだと。
元々イギリスの大学出の弁護士で生まれも裕福であった。風習に背くようなこともしたし、金持ちとの関係や、女関係もあった。しかし、彼は彼の軸だけはぶらつかせず、ずっと持って生きたのだと感じた。
最終的には、凶弾によって倒れる。
彼の思いや信念はインドにもそう深くは根付いてはいないのだろう。母国ではヒーローのようだが、彼のようなことを実行する人はいないのだろう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2012年11月23日
- 読了日 : 2012年11月23日
- 本棚登録日 : 2012年11月11日
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