高野秀行ワールドの入門書として最適な1冊。
本人が、人生で一度あるかないかの大勝負という、様々な人の助けを借りながら、中国南西部からミャンマーを抜け、インドへとたどり着くまでを書き抜いた本作品。どの部分にしても、読み手の頭にその土地の風景、音、匂いがたち現れる。
学術的な記載とルポ的な記載のバランスも絶妙で、全く飽きがこない。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ルポルタージュ
- 感想投稿日 : 2018年3月2日
- 読了日 : 2018年3月1日
- 本棚登録日 : 2018年3月2日
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