明治の結婚 明治の離婚 家庭内ジェンダーの原点 (角川選書 388)

著者 :
  • KADOKAWA/角川学芸出版 (2005年12月20日発売)
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日本で結婚が「男女が永遠の愛を誓うもの」となったのは
近代以後、上流から、欧米キリスト教圏の慣習が
入ってきてから以降。
そもそも近代以前の結婚は「相応の年頃になったら当然するもの」であり、勿論恋愛要素は幾らでもあっただろうが、それ以前に「共同体の成員となりこれを維持していく」ことが第一義の目的だった。これは日本に限らず近代以前の社会では一般的だったのではないか。そういった考察を与えてくれる本出会った。

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感想投稿日 : 2014年2月24日
読了日 : -
本棚登録日 : 2012年12月1日

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