いつかの夏 名古屋闇サイト殺人事件

著者 :
  • KADOKAWA (2016年11月30日発売)
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感想 : 46
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いつものように酒を2合飲み、今日は寝るまでに少し時間があったので、本を読むことにした。好きな作家の1人である大崎善生氏。本を手に取ると副題「名古屋闇サイト殺人事件」とある。何だかチープな副題を付けたねぇと思い、少し読む気が弱まりつつも、ページをめくると、目が覚めた。
ノンフィクションなのか、衝撃的な書き出し方が心に刺さる。酒が入った状態で読むべき本ではないと思い、この日は寝る。

翌日読み進むと、殺人事件のレポート、加害者、母、恋人、本人の過去にフォーカスを当てて話は進む。正直読んでいるのがつらく、吐きそうにすらなる。しかしながら、これは読まないとだめだ、そして自分に何が出来るかを考えなければ駄目だと思いながら読む。読んでいて心がしんどく、休み休みだが読む。

私に何が出来るだろう。先ずは、「被害者の冥福をお祈りすること」毎年8月24日に祈ろう。
そして、家族に伝えて、少しでも危険を感じたら逃げるなどをするように、この件を話そう。

死刑に関しては、考えを異にする。無期懲役の方が罪を償えるだろう、無期懲役の時点でその人は有る意味自分らしく生きれないと言うことで、死んでいると思う。家族がそうだったらどうだろうか?自分が殺されても、家族には早く忘れて、楽しい時間を自分らしく過ごして欲しいと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年2月7日
読了日 : 2017年2月6日
本棚登録日 : 2017年2月6日

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