科学捜査の特殊用語で読みづらいところもあるが、これは面白い外国小説だぞと言うことを感じ、グイグイ読んでしまう。
タトゥーを堀り毒を入れられ、殺されるという事件が起き、捜査チームが犯人を追う。「ボーン・コレクター」から11作目だそうだが、初めて読んだ。「ボーン・コレクター」から読んでみようと思う。
犯人を追うだけではなく、犯人側から捜査チームへのトラップもあり、これだけ犯人、追う側が何度も接近する話も珍しいのでは、当然ハラハラ度も増す。双方の化かし合いで、やったか!(またはやられたか)と思うと、更に裏をかいてたりして、楽しい。事件が収束したかと思う後も、広がりを見せ最後まで驚きだったな。
ミリシアのことや、テロはアラブ系の人が起こす物は少数で、多数はキリスト教を厳格に考える白人が起こしているなど、どこまでフィクションかは調べていないが、現在のアメリカの背景などもかい間見れる。
翻訳の仕方が変わってきたなとも思った。英語少しは分かるでしょ?的書き方。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年5月13日
- 読了日 : 2016年5月9日
- 本棚登録日 : 2016年5月9日
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