生活保護:知られざる恐怖の現場 (ちくま新書)

著者 :
  • 筑摩書房 (2013年7月10日発売)
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本棚登録 : 272
感想 : 19
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私の知人にも生活保護を受けていた人がおり、また今後受ける可能性が有るかもな人がいるので手に取ってみた。
生活保護の申請をするには、知識のある協力者がいた方が良いとの事は感じたが、一番強い感想は「久しぶりに面白くない本を読んだ」
著者が、生活保護の問題を敵視しすぎるあまり、行政のこんなところが酷い、こんなところがヒドイを並べているだけで読んでいて残念な気持ちになってくる。問題を多角的に説明できておらず、「対策」の項でも弱く結局どうすれば良いのかわからない。
新聞でたまに目に入るし、改善したい問題だとは思うが、本書を読んだ後も、問題に対する意識はそう変わらず。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2013年8月19日
読了日 : 2013年8月19日
本棚登録日 : 2013年8月19日

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