この本の内容や思想についての評価は正直出来ないと感じる。(肯定否定で論じることがタブーでは?とも感じる)
彼の政治家としての活動内容については、当然否定するが、政治家としての素質は天才的と認めざるを得ない。
この本の内容ではなく、この本を足がかりのひとつとしてアドルフ・ヒトラーという人物やあの時代について考えることが必要であると感じた。
追記:文章の構成に一貫性がなく、論理における具体性はほとんどないため、単体での読解は非常に困難である。(言い方を変えると非常に読みにくい。)
主張は強いが論拠は薄っぺらい。しかしながら、言い方は悪いがこんな本でも大衆の心を引きつけるには充分だったのだから、教養というものがいかに必要か考えさせられる。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年2月12日
- 読了日 : 2022年1月3日
- 本棚登録日 : 2021年12月21日
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