この本の内容が真実か否かはさておき、日頃のメディアや資料の見方について改めて考えさせる内容であった。
「数字は嘘をつかないが、嘘つきは数字を使う」という言葉があるが、自分たちの主張をさも正しいかのように書いたり、誤った事実を意図的に伝えるために、誰かの発言や怪しい論文などの言葉や数字の一部だけを切り取ることはよくある事である。
自分の中で確証が得られるほどのソースを確認していないので、(そもそも研究者でもない一般人が歴史問題が真実か嘘かということを真剣に主張すること自体ナンセンスでもあり、)この文章で書かれている戦争関連の内容には同意も反対もしかねるが、「今目にしている情報を鵜呑みにしない」ということが当たり前のようで実行が難しいと痛感した。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2023年2月12日
- 読了日 : 2021年12月21日
- 本棚登録日 : 2021年12月21日
みんなの感想をみる