東京バンドワゴン (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社 (2008年4月18日発売)
3.91
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本棚登録 : 5929
感想 : 736
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数年間、妻から薦められ、漸く手に取った。あ~面白かった。最初の頁、多人数の人物関係図を見て覚えられないだろ~と思いきやキャラ立ちが明確で問題なし。古書を扱いながらカフェを経営、爺ちゃんはべらんめえ。親父はロックンロール、その子ども達、孫達もいい感じ。昔の寅さん一家を思い出す。しかも語りが幽霊のおばあちゃん。今回の騒動の中でも青の結婚と藍子の画家としての渡英。LOVEがあり、吉永小百合さん似が出演したり、目玉焼きにソースをかけるし、まるでパニック小説寸前。今の日本の羨ましい家族像として追っていこうと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 優しい、ホンワカ
感想投稿日 : 2021年4月30日
読了日 : 2021年4月30日
本棚登録日 : 2021年4月30日

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コメント 4件

moboyokohamaさんのコメント
2021/04/30

面白いですよね〜
面白いだけでは言い尽くせぬ感動があります。
番外編となると4作目のマイブルーヘブンが素晴らしいと思います。
編堀田家と堀田家に関わる人々の歴史がわかるのです。
ああ〜、そういうことだったんだ、という謎解きのような面のあり。
楽しみになさって読み進んでください!

moboyokohamaさんのコメント
2021/04/30

すみません。
チョット間違いがありました。
「編」の文字がひとつ多かったし
「謎解きのような面」の後に「の」の字が付いちゃいました。
失礼!

ポプラ並木さんのコメント
2021/04/30

かわぞえさん、コメントありがとうございます。ちょっとしたミステリー要素もおもしろいですよね。妻も次からはビートルズの歌が出てくると言っていました。これも楽しみです。

moboyokohamaさんのコメント
2021/05/02

そうですそうです。
各巻毎にビートルズの曲名が付いていますね。

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