夫の墓には入りません (中公文庫 か 86-2)

著者 :
  • 中央公論新社 (2019年1月22日発売)
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感想 : 178
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久しぶりの垣谷美雨さん。夫を脳溢血で失った未亡人(46歳)のお話し。葬儀の後に、夫の家族が合鍵を使って自分の家に勝手に入って、夫の家族の介護話しをしたり、夫が毎月知らない清楚な女性に10万円を振り込んでいたことが発覚。いてもたってもいられず、夫の家族との姻族関係終了届を提出。結局は自分の味方になってくれるのは家族、特に父親は重要。このことは身に沁みた~。自分の家族全員集合したのは何年前だっただろうか?10年位経っちゃったかな?そういう機会を大切にしたいと思った。また、妻とのコミュニケーションは大切だね。⑤

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 女性の強さ
感想投稿日 : 2021年12月23日
読了日 : 2021年12月23日
本棚登録日 : 2021年12月23日

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コメント 2件

アールグレイさんのコメント
2021/12/27

ポプラさんこんにちは♪
この本、私も数年前ですが読みました。
ーー夫の家族が合鍵?自分の家に夫の家族がずかずかと。苛つきながら読んだのを覚えています。

倒産続きの彼女、あれは半分を過ぎると複雑で判らなかった事柄が解明されていきます。それには、痛みもいくつか伴います。
玉子の人生、過去は大変なものでした。最後は玉子の心情に寄り添ってしまいます。
なので★4つとなりました。
元彼の―と倒産続き、順番に読まずとも楽しめるかと思います!
―ーポプラさん、来年も
よろしくお願い致します

ポプラ並木さんのコメント
2021/12/27

ゆうママさん、こんばんは。
気の合わない夫と結婚してしまった女性の不条理が切実でした。
新川帆立さんの元カレ、倒産、女性が感情移入できるような内容でしょうか?
人気すぎでなかなか順番が回ってきません。
ゆっくり待ちますね。
それでは、また来年もよろしくお願いします。

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