本屋大賞3位、読友さん6人既読。流石の内容だった。犬のコーシローが起点となり、高校生がコーシローと関わりあい、卒業・桜のシーズンに別れを告げる。高校生の心の揺れ動きは様々で、恋、友情、家族愛、そして登場人物ががコーシローの死後に集結する。しかし、コーシローが中心なのは変わりない。今回、全6話とても良かった。理由は進路が全然違う登場人物が悩み、苦しみ、最後には自分で進路を決めていく。この清々しい決断は個々の成長を意味しているのだろう。失敗も多々あるが、問題ない。コーシローが「ワン」と吠え称えてくれるはず。⑤
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
優しい、ホンワカ
- 感想投稿日 : 2022年3月2日
- 読了日 : 2022年2月26日
- 本棚登録日 : 2022年3月2日
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