寺地さんの本、すでに4冊目。特徴的なのは静かな内容ながら、相手と自分の関係性、自分の考えが通らない、何故相手はそう考えるのか、などの激しい心の葛藤が「見物」なのだろう。人それぞれ葛藤を持ちながら生きていく。子どもも大人も。その中で相手と妥協し折り合いをつけていく。しかし、その相手に「こころ」を感じることができれば納得できるが、それを感じない時「葛藤」を起こすのだと思う。登場人物が若干分かり辛かった印象は否めないが、時々インパクトがある「あかつきマーケットのゆるキャラ・あかつきん」が明かりを灯してくれた。④
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
不思議な話
- 感想投稿日 : 2022年4月6日
- 読了日 : 2022年4月6日
- 本棚登録日 : 2022年4月6日
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