第3帖、空蝉。空蝉を忘れられない光君は空蝉のつれないアシライ方からさらに思いが募る。子君と相談し再び紀伊守邸へ忍びこむ。(若干12歳)軒端荻と碁を打ち合う空蝉の姿を覗き見る光君。美女ではないが、空蝉の魅力を感じる。さて光君が空蝉めがけて一気に夜這いをかけるが、空蝉は薄衣一枚を脱ぎ捨てて逃げ去る。なんと!軒端荻と行為に及ぶ。光君は空蝉の薄衣を代わりに持ち帰った。「空蝉の羽におく露の木隠れてしのびしのびに濡るる袖かな」、これって光君は完全にフラれているんだよね?第3帖、読んでいてドキドキ・興奮の読書でした。⑤
読書状況:読み終わった
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どきどき
- 感想投稿日 : 2023年7月16日
- 読了日 : 2023年7月16日
- 本棚登録日 : 2023年7月16日
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