ソビエト連邦崩壊とその後の混乱期について、さまざまな立場の人のインタビューが収録された本
著者の他の作品よりも扱っているテーマが大きいため、かなり骨太で読むのにカロリーを使うタイプの作品になっている。
あまりにも急に社会が変わったせいで発生した混乱や、世代間で分かり合えないようなレベルで意識が分断されてしまっていることが伝わる。
ロシア文学にあるような農村の暮らしや男たちの酒浸りの様子はずっと変わらなくて、資本主義に対応できない苦悩や新しい社会を受け入れられない様子が生々しく語られていた
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年4月21日
- 読了日 : 2024年4月21日
- 本棚登録日 : 2024年4月21日
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