子どもの「いや」に困ったとき読む本

著者 :
  • 大和書房 (2016年8月18日発売)
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本棚登録 : 272
感想 : 17
4

いやいやで困ってるわけじゃないのですが
たまたま図書館で見かけてたので、
今後そんな日が来たら…!?
の為に読みました。

まずは脳の仕組みを理解することから。
"いやいや脳"と"おりこう脳"について
→いやいや脳は、生まれながらにしてある、生命維持の分野に属したものである。
対しておりこう脳はいわゆる知恵であり、
この2つがどのように反応しあっているのか、
がわかりやすく書いてあった。

気持ちの承認が、なによりも大事。
→転んで痛い!と泣きそうになる子に
「痛くない!」と言うシーン、本当によくみます。
が、著者曰くこれはNG。
痛いという気持ちを、
"痛くない"に無理やり変換してしまい、
素直に感情を出せなくなる。(わかってもらえないと理解する)

後半は色んなお母さんの悩みが載っていて
色んな子がいるなぁと勉強になる。
→先輩ママさんたちの普段は聞けない話がたくさん。
下の子が生まれたときの話なども出てきて、
対応を今からイメージ出来てよかった。


久しぶりの女性著者だったからか?
なんだか穏やか〜に読めた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 教育本
感想投稿日 : 2019年9月5日
読了日 : 2019年9月3日
本棚登録日 : 2019年9月5日

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