ジャック・ウェルチのGE革命: 世界最強企業への選択

  • 東洋経済新報社 (1994年7月1日発売)
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感想 : 9
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自分はGEという会社が好きだ。
そのGEを、憧れのレベルまで革命したジャック・ウェルチについて書かれた本。

一番共鳴したのが、次の文。
●GEが飛行機のエンジンを生産し、クレジットカードを発行していても、会社の核となる本当の製品は、世界に通用するマネジャーを生み出すことである。

マネジャーという無形商品が、核だったなんて!
素晴らしい!
うちの内定先も近い将来、そういわれるように自己研鑽しよっと!

そして、俺は"確固たるリーダーシップ"を前面に押す企業文化に惹かれることに気づいた!break through!!
(ex. Mck, BCG, ATK, GE, P&G, Softbank, and DeNA)

***

○ウェルチ、CEO就任時の宣言(1981)

GEのあらゆる事業部門は市場でナンバーワンかナンバーツーの位置を占め、「この基準を満たない事業は『再建するか、閉鎖するか、売却する』という宣言

就任4年で125事業部門売却、就任10年で30万以上の社員が離職

→明確な基準をやり通すのがすごい!

***

○ブルーオーシャン発言

激しい競争の場から逃れて、優位に立てるニッチ市場に参入することも、ビジネスマンの仕事の一つと考えている

→大企業CEOがニッチ戦略か!発想の柔軟さに感服!!

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○ビジネスレビューからの質問事項(2005)

・グローバルな競争環境はどのようなものか?
・過去3年間に、競合他社があなたに対してとった行動は?
・過去3年間に、あなたが競合他社に対してとった行動は?
・将来、競合他社からどのような戦いを挑まれるだろうか?
・競合他社を追い越すための計画は?

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: Business
感想投稿日 : 2009年12月9日
本棚登録日 : 2009年12月9日

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