陸海軍戦史に学ぶ負ける組織と日本人 (集英社新書 457D)

著者 :
  • 集英社 (2008年8月19日発売)
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本棚登録 : 94
感想 : 13
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太平洋戦争時の日本軍の指揮統制をつぶさに考察していく中で、そこのどこに問題があったのか?なぜそのような選択をしたのか?ということを、詳しく書き込まれている。
組織と言うものを考えさせられるとともに、この歴史自体にも非常に興味をそそられる内容だった。
惜しむらくは、自分の会社と似ている部分があってちょっと凹んでしまった。。。それくらい、戦争当時にどのような情勢で、日本軍の思想・生い立ちがどうだったから、結果的にこうなってしまった、という説得力のある文章。面白かったです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 新書
感想投稿日 : 2014年6月2日
読了日 : 2014年6月2日
本棚登録日 : 2014年5月20日

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