経済産業省をはじめ、国の政策に関わるプロジェクトや組織に積極的に関わっていた古賀さんの自伝といってもいい本。本の中でも言っていますが、古賀さん自身は信念を貫くという目的で今まで進んできた意識はなく、振り返ってみればそうだったなと思えるとのこと。
文章は非常に柔らかい語り口調で、著者の性格がにじみ出ているかんじがして非常に読みやすかった。
この本を読んで、正しいことを行う・伝える、ということの大切さ、自分自身を偽らないことの重要性を感じました。政治の嫌な面も忌憚なく書かれていて政治に対して嫌なイメージも出ましたが、それでも関わって伝えて変えて行かなければいけないと、自分の中に火を灯されるような本でした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
新書
- 感想投稿日 : 2013年3月28日
- 読了日 : 2013年3月28日
- 本棚登録日 : 2013年3月2日
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