会社に人生を預けるな リスク・リテラシーを磨く (光文社新書)

著者 :
  • 光文社 (2009年3月17日発売)
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本棚登録 : 1103
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タイトルが気になって購入。

著者は、終身雇用制のデメリットを強調しています。

個人的には、年功序列、終身雇用制なんて、自分が就職する2000年の時点でも、
期待すらしていなかった。でも、まだまだ日本企業には浸透しているんだなと
改めて実感しました。

また、リスクの考え方。単に危険という意味ではなく、損失の可能性であり、
予測可能であるものということ。リスクとリターンは表裏一体。

共感できるのは、長年同じ会社に勤めていると、育つスキルもその会社に特化してしまうということ。

しかし、終身雇用制が80%の人間に受け入れられているというのはどうなのだろう。
著者は奴隷制度と揶揄しているが、たしかにそうかも。
これじゃあワークライフバランスもあったもんじゃないな。

ということで、そういうのがない会社で働くのがベストかと。笑

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネス
感想投稿日 : 2009年11月15日
読了日 : 2009年11月15日
本棚登録日 : 2009年11月15日

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