今年の正倉院展の前に読んでみようと、今まで本棚に飾ってあったのをついに読んだ。平成元年に両親に連れられて以来、毎年「正倉院展」を見てましたが、断片的に見るだけに終わっていて、いかに正倉院の来歴を知らなかったかを思い知りました。
初版は30年以上も前の本で、今回読んだのは改訂を続けて昨年文庫版として新たに出版されたもの。初版の頃に比べれば状況はもう変わっているのかもしれませんが、正倉院にこんなにワクワクする謎が隠されているとは知らなかった!結論めいたことはほぼ著者の推測に基づいているので、う~んホントかな~?と思えるところがないでもないですが、楽しめました。これだけ文献が残っていて、宝物の謎を追うことができるというのも、正倉院ならでは。今年の正倉院展が楽しみ♪
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
歴史/日本史・古代史・戦争
- 感想投稿日 : 2012年9月30日
- 読了日 : 2012年9月30日
- 本棚登録日 : 2012年9月18日
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