スティーブン・キングを読み始めたものの多作でもありどこから手をつけていいやら。ホラーは苦手なのだが世評の高そうなやつということでここいらに落ち着いた。さすがの出来と感心した。雪の山荘ものというミステリがあるが、孤絶したホテルの冬季管理人家族が、ホテルに巣くう亡霊に誘われて壊れてゆく。じわじわとこわい。ダメ男ジャックにひきかえ表題になっている「かがやき」というテレパシー能力をもつ少年ダニーの健気さがよく書けていてつい感情移入してしまう。そのダニーの危機を救おうとハローランが駆けつけるクライマックスは圧巻。結末のつけかたもうまい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ファンタジー
- 感想投稿日 : 2019年12月31日
- 読了日 : 2019年12月13日
- 本棚登録日 : 2019年12月31日
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