マクロイのウィリングものもこれで全部読んだかな。1950年代初頭の作品なので時代を感じさせるが、たまにこういうのを読むとなんとなく懐かしいというかのんびりとして楽しい。しかしテーマは非常に現代的で70年前の作品とは思えないほど。狭い範囲の話なのでミステリ的にはどうということもなく、怪しいものが怪しいという帰結になるのだが、それはそれとしてウィリング博士の活躍を楽しむべきものだろう。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
海外ミステリ
- 感想投稿日 : 2020年9月30日
- 読了日 : 2020年9月19日
- 本棚登録日 : 2020年9月30日
みんなの感想をみる