不登校、選んだわけじゃないんだぜ! (よりみちパン!セ)

  • 理論社 (2005年1月20日発売)
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今までしらなかったな。学校は行かないといけない場所だから行くのだと思っていたけど、行かないのもありなんだってわかったら、あーいかなかったらよかったなーと思った、正直。
真面目な人間ですからね。数日前に読んだ、岸田しゅうに書いてあったような事がとても頭の中によぎった。小学生なにも悪くないのに、懲役をかされているようなもんだ、と。有休すらないし。
時間をあんなもんに使ってもったいないわ。私の子供が学校いきたくないって言ったときに、んじゃ、行かないでいたら?って余裕で言えるようにいたいと思った。そんで、その上「そのかわり、自分の好きなことめっちゃやって「何者か」になりなさい」とも期待しないでいれたら、それはきっとありのままを受け入れている、そのままでいいんだよって事になるんだろうな。私はやはり「そのかわりに、何かに突出した何者かになりなさい」を期待してしまう気がする。
不登校を受け入れて肯定するには、それが「何かいいもの」「選択に値するもの」だと言わないといけない気がしていた。ーそんな事しなくていい、矛盾していてあたりまえ。純粋に自分の意思だけで選択する事なんて誰にもできはしないのだから。

学校なんて、行きたくなくてあたりまえだよ。毎日同じことさせられて、好きでもないことさせられて。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2011年2月27日
読了日 : -
本棚登録日 : 2011年2月27日

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