幕末、会津の女と薩摩の男が出会ってしまった。互いにこの世でたったふたりだけの生き物という気づきがそこにはあった。
悲恋物語という簡単な言葉には言い表せない深い心の交流。歴史の波に呑み込まれそして散っていったピュアな命ふたつ。
ラノベのように読むこともでき、歴史の中で生きた藩士たちの生の声としても読むことができる。戊辰戦争の種々様々な本を読む中でのこの本を選択するという機会を持てて幸いだった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年1月2日
- 読了日 : 2023年1月2日
- 本棚登録日 : 2023年1月2日
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