『文豪』と名高い、今の子供たちにはもはや古典(?)の域に達している作家先生たちの短編集。テーマ別に。
この本には大好きな川端康成先生の「片腕」が入っている。
そのほか、乱歩ももちろんだけど妙にそそられたのが「鯉の巴」でした。
こういう短編集、高校生のころ、ぞわぞわしながらもそこはかとない美しさに捉えられてむさぼり読んだものです。
あの頃出会えていたシリーズなら今日の私の読書傾向ちょっと変わっていたかも。
東雅夫先生の編によるシリーズなので他のものも楽しみ。
この際、当時読まずに通り過ごしてきた文豪たちにまた心酔する時間が持てそうで楽しみ。
ただ、子供を対象に編まれたものなので、注釈が多すぎ。中には不必要なのでは?と思うようなのも・・・
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
児童書
- 感想投稿日 : 2017年11月20日
- 読了日 : 2017年11月20日
- 本棚登録日 : 2017年11月20日
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