シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と白の貴公子 (角川ビーンズ文庫 73-3)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年11月30日発売)
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感想 : 56
4

思いっきり後を引く終わり方!
一難去ってまた一難どころではありません。
嫌な予感はしてました~!! と叫びたい。

初っ端からの嫌がらせ。
それに屈しないその根性も、努力も、全て彼女が選び取った道を
突き進むためのもの。
それを止められたからと言って、何もしなかった女に
文句を言われる筋合いはないですね。

道を進ませるために、己の『自由』を差し出す。
相手を想う気持ちがあるからこその選択と行動。
それ故に、女がものすごくいらつきます。
騒いでるだけなら誰にだってできる、と怒鳴りつけたい気持ちです。

やっと手に入れた称号。
けれど失ったもの。
…何となく、次の展開が読める気も、します。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビーンズ文庫
感想投稿日 : 2010年12月12日
読了日 : 2011年5月6日
本棚登録日 : 2011年5月6日

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