オーディションに向かったはずが、気が付けば
モニターがある密室。
死刑囚を死刑にするとき、数人の人間が一緒になって
それぞれのボタンを押して、罪の意識を分散させる。
それが何千何万ともなれば、さらに罪の意識は薄れ
ただのイベントとなり下がるわけです。
すごすぎるやり方ですが、その後の事を考えると
まったくもってお勧めできないやり方。
いつまでも評判が憑いて回るわけです、し。
部門別に1位になった6人が、必死に頑張って
デビューと生還を争うわけです。
しかし主人公は、ものすごく純粋培養。
何を言われても諦めないその姿勢は、なかなかにすごい。
アイドルと言われると、こんな感じ、と
思えるような性格でした。
土壇場はあるのか、犯人が誰だか特定できるのか。
どういう方向になるのか、と思ったのですが
落ちがまたすごかった…。
終始貫徹、は、ここで使わなくてもよろしいかと。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
そう読まないかも人
- 感想投稿日 : 2019年5月22日
- 読了日 : 2020年2月13日
- 本棚登録日 : 2020年2月13日
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