灼熱の小早川さん (ガガガ文庫)

著者 :
  • 小学館 (2011年9月17日発売)
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本棚登録 : 595
感想 : 75
3

トップレベルの学校に入ったものの、クラスはすごかった。

自由、とは言いひびきですが、本当の自由とは
こんな縛られた中の自由、ではありません。
やりたい事だけを! というのに引っ張られて
数の暴力で押し付けたクラスメイト。
本当にトップの学校? と聞きたくなるくらい
その後の事を考えていません。
流れに乗っかるのもいいですが、それを考えないと
小学生よりも劣る選択です。

しかも主人公をスパイに送り込んだのはいいものの
誰も協力しないし、文句だけを言う状態。
うわぁ面倒なやつらどもめ、なクラスメイト。
そりゃ頼っても仕方がない、と思えます。
むしろ、こいつらに仕事渡したら…という考えに
一票入れます!

怒り出さない彼女と主人公は、大人だなぁ…と。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 福箱
感想投稿日 : 2018年6月20日
読了日 : 2019年4月2日
本棚登録日 : 2019年4月2日

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