婚約者の引継ぎ書 (小学館ルルル文庫 さ 1-4)

著者 :
  • 小学館 (2012年12月26日発売)
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感想 : 7
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父親の借金を返済し、晴れての婚約破棄、自由の身!
しかしそれは、今月が終わるまで。

お祝いされるわ、突如の旅行のお誘いだわ
元婚約者が何を考えているかさっぱりです。
しかし、それも読み進めるうちに納得な心情。
ものすごく突飛な事をするけれど
実はそれも作戦のうち、という。

主人公はともかく、面白いぐらい頑張る元婚約者は
みている分には他人事で面白いです。
これが自分となったら…どこかでうっかり、とか
してそうです。
途中うっかり本音を言いそうになってるのを
最初からの契約か、どうにかしてもらってますし。

結局な中ボス(?)にも、やはりな反動にも
なるほどな、と。
結局、自然を人間が制御、なんてできません。
欲をかいてがりがり削ってさようなら、が
関の山、です。

護衛の養い子、が気になります。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ルルル文庫
感想投稿日 : 2016年3月18日
読了日 : 2016年4月25日
本棚登録日 : 2017年4月25日

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