絞め殺しの樹

著者 :
  • 小学館 (2021年12月1日発売)
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最果ての地、北海道根室で生を受けて亡くなるまでのミサエの足跡。
彼女の生きざまは、壮絶であるが故に哀しくて切ない。
だが、哀れという一言で済まされないものが彼女の中にある信念だろうか。

時代がそうさせるのか、土地がそうさせるのか…。
理由を探したくはないが、違った生き方はなかったのだろうかと思ってしまった。

久しぶりに圧巻の大河巨編を読み感慨深い気持ちになった。


読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年7月26日
読了日 : 2022年7月26日
本棚登録日 : 2022年7月26日

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