最果ての地、北海道根室で生を受けて亡くなるまでのミサエの足跡。
彼女の生きざまは、壮絶であるが故に哀しくて切ない。
だが、哀れという一言で済まされないものが彼女の中にある信念だろうか。
時代がそうさせるのか、土地がそうさせるのか…。
理由を探したくはないが、違った生き方はなかったのだろうかと思ってしまった。
久しぶりに圧巻の大河巨編を読み感慨深い気持ちになった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年7月26日
- 読了日 : 2022年7月26日
- 本棚登録日 : 2022年7月26日
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