クロコダイル・ティアーズ

著者 :
  • 文藝春秋 (2022年9月26日発売)
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老舗の陶磁器店を営む貞彦・暁美夫婦には跡継ぎの息子もいて、その息子も妻子と近くに住み幸せに暮らしていた。
ところが、息子が殺害されてしまう。
犯人は、すぐに捕まったが、息子の妻・想代子の元交際相手。
男は、裁判で想代子が夫からDVを受けていて殺しを依頼されたと言う。 

貞彦は、夫を亡くし仕事もしていない想代子と孫を家に住まわせて、店の手伝いをさせる。
暁美は、すべてが気に入らない。
孫すら息子の子どもではないのでは…と疑心暗鬼。

ずっとモヤモヤしている。
暁美の気持ちもわかる。
まだ、若いうちなら縁をきって違った生き方もあるだろう。
だが、あえて子どもを連れて義父母宅へ入り同居するという…
それは、ゆくゆく陶磁器店を我が手に入れるということだろうと。
もともと狙っていたのか?と当然思ってしまうわけで。
それは、それで何もいうことは無いが、なんか気に入らないのは、なぜだろう。
姑の肩を持つわけじゃないが…


読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2022年11月8日
読了日 : 2022年11月8日
本棚登録日 : 2022年11月8日

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