ひとりも、死なせへん ~コロナ禍と闘う尼崎の町医者、551日の壮絶日記

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  • ブックマン社 (2021年9月14日発売)
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尼崎市の町医者である長尾和宏先生のコロナ禍の日記である。

新型コロナウイルスもそもそも人間の自然破壊によってモンスター化したウイルスでは…に確かにそう思わざるを得ない。

コロナが蔓延してから日本は遅い、筋違い、中途半端の三拍子がそろっているので見ていられない。
これも同感だ。

災害は常に弱者を襲う。高齢者や貧困家庭など。

2020.8.2の在宅医療の日記は、涙した。

2021.1.1の自分にエール。そうしないとやっていけない現状。厳しい現状。体力、気力がいると思った。

こんなに長くコロナが続くと誰が思っただろうか。
そして今、3回目のワクチン開始の声…。
本当に終息したのか…。

まだまだ、スッキリとは終わらないであろうが、
この壮絶日記で振り返りながら終息を願う。

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感想投稿日 : 2021年10月30日
読了日 : 2021年10月30日
本棚登録日 : 2021年10月30日

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