紅蓮の雪

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  • 集英社 (2021年2月5日発売)
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双子の姉弟・牧原朱里、伊吹は、両親に愛されず育った。"お互いを守る"と誓った二人だが、二十歳の誕生日に、姉・朱里は、自殺してしまう。

伊吹は、朱里の遺品から大衆演劇「鉢木座」の 半券を見つけ、朱里の死の真相を探る為、大阪の劇場へ向かう。

真相は分からずじまいだったが、鉢木座の若座長・鉢木慈丹からスカウトされ、劇団に入団する。
伊吹は、稽古と雑用に追われ、やがて、女形として人気を得るようになる。

舞台、稽古の明け暮れだったが、朱里と伊吹が背負った、禁忌の秘密が明らかになる。

こんな運命を背負った人生もあるのだろうな。
慈丹の愛により、辛い運命を乗り越え、伊吹が又、舞台に立つ勇気を得て、良かった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2022年7月13日
読了日 : 2022年7月13日
本棚登録日 : 2022年7月13日

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