どこぞの短命首相の戯言「美しい国、ニッポン」を彷彿し、和歌も写真も1300年も前の四季の移ろいに於ける色彩の豊かさを存分に感じることが出来る、日本文化を愛する者の為の本だ。
リービ英雄は「艶がある」と評していたが、流暢な言葉の群れを眺めているだけでなんとも官能的。
それとこの時代にもう既に《言葉遊び》を感じさせる和歌も有り、1300年の永い歴史の中でも廃れないという日本文化に奥ゆかしさを感じる。
あと今日改めて世界が灰色に見えました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
短歌
- 感想投稿日 : 2011年2月24日
- 読了日 : 2009年4月7日
- 本棚登録日 : 2009年4月7日
みんなの感想をみる