東西の短編を収録したアンソロジー。
当時ロックバンド人間椅子の影響で、谷崎潤一郎「人面瘡」を読みたくなり購入。
今回は、数年ぶり2度目の読了。
なかでも、ロバート・F・ヤングの「たんぽぽ娘」は、感慨深かった。
私の世代が主人公に近づいたというのもあるが、とても切ない気持ちになった。
数年来連れ添った妻がいるが、未来から来たという女性に抱く恋心。
彼は何を失い、何を得たのか?
(原題:The Dandelion Gier)
ほかには、カポーティー・チャペック・福島正実・キプリング・香山滋・津山紘一・つげ義春・江戸川乱歩・豊島与志雄・伊藤人誉、澁澤龍彦・中山義秀・芥川龍之介・夏目漱石・半村良・葉山嘉樹・夢野久作の短編掌編20篇を収録。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
短編・掌編
- 感想投稿日 : 2016年2月12日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2016年2月12日
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