これはまさに大人としての自覚の無さを指摘している本である。
成人式を迎えたら、自動的に『大人になった』となる我が国。
しかし、中身が大人かどうかは語られない我が国。
いくつになっても親の世話にならなきゃ生活出来ない、年齢だけは大人が多くなった。
けれども、そんな半端な奴でも十分生きて行ける社会は、逆に十分成熟している社会なのだろうか??
そんなこんなを考えさせてくれる一冊である。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
親として
- 感想投稿日 : 2009年3月31日
- 読了日 : 2010年7月30日
- 本棚登録日 : 2009年3月31日
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